第2号

 私は(自民党米田代議士の質問が)全く想定していなっかた内容だったので、参考人のマイク席まで歩きながら、「えいっ!開き直りっだ」と心に決めた。「仮定の話に見解を示せといわれても議論にならない。本来、防衛・安全保障・外交は国政の問題、私たちは地方議会ですから地域の福祉向上のために取り組んでいる。したがって答える立場にございません。」 と答弁した。すると野次がすごい。「答えになっていない」 「ちゃんと答えろ。」 テーブルにはコップと水差しがある。ぐっとこらえて飲み込んでしまった。委員会が始まる前段に、民主党の堀込理事が「お呼びだてしたのに大変失礼な場面があるかと思いますが、ご容赦ください」 といっていたことをようやく得心した。このあと、再三にわたって、この件で質問が続いた。しかし、米田代議士の論理には無理があったように思う。過去の一事件をとらえて全体を否定しようとするのはトリックであり、なによりも今回の法案は地方、それも選挙権のみに限定しているように飛躍させ、国政レベルの話を一事件で批判しようとするやり方は大人げないと思えた。

 このあと民主党、公明党、共産党、自由党、社民党の順で質問があった。それぞれ、良く下調べされており、どちらかといえば推進派の皆さんだったので、野次もなく、スムーズに終始した。一つだけミスをしたのは、自由党の塩田代議士の質問に、自由党は野党だから法案賛成と思い、熟考せずに答えてしまった。質問では「参考人たちの後援会では、この法案の議論はどうなっているのか」との問いに「今日の参考人質疑を踏まえて、理解を深めたい」と答えた。すかさず、「参考人がいわれたとおり、この法案についての理解が一般に広まっていないことがわかりました。引き続き審議を要望します」 と切り返されてしまった。これは、返し技一本取られたという感じであった。初めての経験だったので、見ること、聞くこと珍しく、話題には事欠かない。                


法案の早期成立を期待

 川崎市議会に慣れたものにとって、事前のやりとりなし、どういう質問がくるかわからないというのは緊張感の連続で、これなら議場も活気づくだろうが答弁する側も大変。いずれにせよ、これから市議会改革が求められている今、事前のやりとりなしという手法も検討されてよいのではないか。
 最後に、この法案は12月1日に国会が閉会されて継続審議となったが、2001年の通常国会で早期成立を望みたい。

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