第4号
視察報告No.2

 5月25日市議会まちづくり委員会は完成直後の中原区江川雨水貯留管を視察した。
 6月1日には、通水が行われるため、見学もこれが最後というラストチャンスに、内径8.5メートルの貯留管の管内をつぶさに見せていただいた。
《江川雨水貯留管の施設概要について》
 貯留管の本体は内径8.5メートル、延長は1.5キロメートル、貯留量は8万1千立方メートル、返送ポンプ場は地下9階、地上2階の構造となっている。
 工期は、平成元年から平成13年3月,総事業費は280億円を要した。 

左上)貯留管の中で・右上)貯留管内・左下)シールド掘進機・右下)返送ポンプ場

《雨水貯留管が何故必要なのか》
 江川雨水貯留管は、中原区と高津区の1部417ヘクタールの区域の浸水の解消が目的となっている。
 下の写真は、昭和57年9月12日の台風18号による矢上川の高津区野川付近の浸水状況。
 この日の降水量は1時間58ミリ、矢上川が一部地域で氾濫し、浸水した。
 また、この地域は合流式下水道地域つまり、雨水と家庭の生活雑廃水が一緒になった地域。
 こうした地域では雨天時には生活廃水が公共水域に放流されることから、水質汚濁が問題になっている。今回の雨水貯留管整備は水質汚濁防止対策としての目的もある。
 工事は3月末に完成し、6月1日より供用開始になった。

高津区野川付近の浸水

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