第15号
「大師橋」平成17年には上下線完成!
−現地見学報告−

 暮れの押し詰まった12月28日、午後から建設中の大師橋の現地を飯塚正良は見学した。市建設局大師橋建設事務所の相良主幹、小林主査、新西職員より案内説明していただいた。
 12月から始まったイルミネーションも1月3日まで続くということでもあり、川崎の新名所にも数えられる大師橋、もっと市民に愛されて欲しいと言っている。

イルミネーション風景 市民のための見学ステージ−1

<大師橋の由来>
 昭和14年に架設された「大師橋」は上流の丸子橋と共に天下に知られた名橋の一つ。昨今のモータリゼーションの進展によって従来の2車線では渋滞の原因となってきた。そこで川崎市、東京都は共同して平成3年よりまず下り線を付け替え、平成9年に完成させ、共用を開始した。引き続き上り線の建設整備に着手、完成は平成17年度を予定している。
 伺うところ渇水期のみの工事ということで、一年の半分は河川内の工事が禁じられているため、倍以上年月を要するというのも、作業に従事している皆さんの苦労が身にしみた。

市民のための見学ステージ−2 オブジェ「旧橋脚基礎より撤去した松杭」 基礎松杭の先端を利用した「すいがら入」

<市民のための見学ステージを設置し、市民に愛される大師橋をめざす>
 六郷橋よりの河川敷を整備し、「見学広場」を設置した。この日、多摩川の散策に来た市民が、足を伸ばしてちょっと「見学広場」によってパネルに見入っている風景に遭遇し、なかなかすばらしいアイデアと感心した。ちょっとしたアイデアが、これから自治体も企業も必要となってくる。何の変哲もない建設現場がもしかしたら市民にとって憩いの場となりうる。
 相良主幹いわく、10年をこす長期の工事は地元に対しても精神的に負担を及ぼす。だったら、施設全てを市民に提供することによって理解してもらえれば、どれ程、市にとってプラスになるか。なかなかいいお話を伺った。

下り線斜張橋を見ながら 橋脚の基礎工事地下40m迄掘り下げ
コンクリートを打ち込む
アングルを縦横に張りめぐらし基礎を作る
清掃用具がよく整備されている 見学広場から大師橋を望む

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