8月31日(金)<ドキュメンタリー映画「陸軍前橋飛行場」上映会に出席>
愚兄飯塚俊男映画監督が制作監督したドキュメンタリー映画「陸軍前橋飛行場ー私たちの村も戦場だった」の上映会が日比谷図書館で開催されました。すでに、前橋では上映会が開かれており、ロングラン公演となっており、4千人が足を運んでいます。
さて、内容は、敗戦色の濃い前橋の郊外に、突如飛行場が建設されます。特攻隊の養成を目的としたものと思われるが、8月15日をもってすべての公文書は廃棄処分となりました。しかし、村の古老は、克明に村日記として綴っていました。
一方、この地に疎開していた福田康夫元総理大臣は、アメリカ公文書舘に当時の前橋の写真資料が保存されていることに驚き、それが総理大臣在任中の「公文書管理法」制定のきっかけになったといいます。映画終了後のトークショーで述べています。同席した加藤陽子東大教授は、全国に前橋飛行場のような例はいくつもあった。これに対して、村人たちが冷静に見つめていたはずといいます。
もっと全国でこの映画を観てもらいたいと述べています。今回川崎から一緒に観に行った方々と川崎での上映会を計画したいと思います。