9月26日(水)<市議会決算特別委員会総務分科会で質問>
午前10時から市議会決算審査特別委員会総務分科会が開会しました。午前中は財政局を所管とする質疑が行われました。
私の質問はレバレート(川崎市指定自動車整備工場の1時間当たりの工賃)の改定を担当課長に求めました。この制度は18年間にわたって改訂されず今日まで据え置かれてきました。その理由を物価の上げ幅が僅少だったからといわれました。しかしこの間最低賃金は毎年上がり続け、今年の東京・神奈川は1時間1000円に近づいてきていると反論しました。
今回担当課長は18年ぶりに950円アップ、来年4月からの実施を回答しました。市内の企業主にとっては朗報でしょう。
午後1時からは臨海部国際戦略本部を所管する質問をしました。
殿町キングスカイフロント整備はほぼ完成に近づいています。昨年平成23年から32年までの10年間で経済波及効果は2481億円、誘導就業者数は10164人と推計されています。
今後の取組みとして、イノベーション創出に向けた効果測定が求められています。どう取り組むのかと質問しました。
担当課長は「新規の研究・開発着手件数」や「共同研究実施件数」など客観的指標について検討しており、今後立地機関などで構成するネットワーク協議会からの意見を踏まえ、継続的な調査と評価を実施していきたいと答えました。
次に交通ネットワークについて羽田連絡道完成後の連接バス導入に向けてバス事業者と協議を行っていくとの回答を得ました。
30年前旧いすゞ工場跡地が一変しました。生命科学の聖地として内外から注目を集めることになりました。さらなる飛躍を期待しています。