11月9日(金)<伝十郎桃植樹式を向小・昭和電工で>
午後1時から、向小学校職員室前の花壇で、中原桃の会寄贈による「伝十郎桃」の苗木の植樹式が開催されました。天気予報では、午後から大雨でしたが、何とか雨に降られることもなく、無事に挙行することができました。松原校長の配慮で、生徒会環境委員会所属の9名の生徒が参加しました。私からは、大島のこの地域は、桃の里と呼ばれ、たわわに桃が実のった。伝十郎桃は、吉澤寅之助翁が開発した新種で明治22年農林大臣表彰を受けるほど市場を席巻した。ところが、大正の頃深川セメント工場が田島村に進出し、桃の畑は、姿を消すことになる。この後、溝の口に移転し、福島の新品種白桃、白鳳になったといわれている。今、向小学校で、百年の時空を超えて、伝十郎桃が蘇えろうとしている。君たちはその歴史的瞬間に立ち会っている。何と素晴らしいことである!と述べました。

昭和電工植樹式