2月18日(月)<慶應大ⅰPS脊髄治療を厚労省了承>
厚生労働省の専門部会は慶応大医学部岡野英之教授らのⅰPS細胞を使って脊髄損傷の患者を治療する臨床研究計画実施を了承しました。
今後、秋には患者を募って治験を行ない、その結果を判断するとしています。
岡野教授は研究開始して20年、ようやくスタートラインに立てたと慶びを語っています。
国内には10万人を超す患者がおり、慢性期でも運動機能障害が残る患者を対象に2.3年後には臨床研究を始めたいとしています。
さらに大日本住友製薬は慶応大と連携して治療法開発に取組み、最終的には慢性期の製品化を目指したいとしています。
殿町キングスカイフロントのナノマイクロイノベーションセンター(ⅰCONM)にとっても、リーディングプロジェクトの一つであり、今後実用化されたときには、改めてⅰCONMが脚光を浴びることになります。