3月6日(水)<市議会予算審査特別委員会>

◆川崎市地域文化財認定の伝十郎桃を支援
川崎市議会予算審査特別委員会で質問しました。昨年12月に発足した川崎市地域文化財に認定された伝十郎桃について、教育次長は地域風土に根ざして継承された文化財として顕彰し、今後、専門家を派遣して管理や栽培を指導助言しますと答えました。経済労働局長は、支援を通じて、子供達に、農業の楽しさを伝えたいと答えました。今後の取り組みとして、パンフレットを作成し、市内小中学校、区役所、市民会館、図書館に設置して、市民の皆さんに手をとって見てもらいたいと答えました。今、川崎区内9小学校、1中学校、中原区1中学校、に伝十郎桃は植樹されています。これからももっと広がっていくこと請け合います。

◆ショッピングモールの改修予算について
川崎市議会予算審査特別委員会で仲見世通り商店街のショッピングモールの改修について質問しました。完成から三十年が経過して、車道部分が老朽化しています。同じ時期に整備した桜本商店街と予算が競合しました。予算の仕組み上、二つの商店街のモール改修は難しいところ、決断していだきました。桜本商店街は2019年度から工事着手、仲見世通り商店街は2019年度は電気水道など地下埋設工事を行い、本格着手は2020年度です。今後二つの商店街のモール改修が競合しても可能な予算編成を加藤副市長に要請しました。

◆アニマモール(新市動物愛護センター)について
川崎市議会予算審査特別委員会で質問しました。アニマモールのコンセプトは、
① いのちを質問学ぶ
② いのちをつなぐ
③ いのちをまもる
です。そこで、特徴点を挙げてもらいました。
①これまでの”訪問型の教室“から“来所型の教室”に転換。バスの駐車スペース、100名が利用できる研修室がお待ちしています。
②日曜日を開館日としました。動物愛護団体と連携して、月二回の譲渡会を開催します。
③災害発生時には、獣医師会などで構成される動物救援本部が立ち上がり、アニマモールには、動物救援センターが設置されます。これまで獣医師会会員動物病院で診断していたものが、高度医療機器の導入により、アニマモール内において診断できるようになりました。動物愛護センターへの寄付総額は4164万円に達しました。譲渡会の支援や、ボランティア活動の支援などを行います。

◆ヘイトスピーチ
市議会予算審査特別委員会でヘイトスピーチ条例について市長に質問しました。市長は条例制定にあたって、本市は多様な人々が暮らす中で、多様な考え方や人々を受け入れる高い寛容性があったと述べ、この3月に条例骨子案をお示しし、議員の皆さんにご協力をいただきながら、平成31年度中の成立を目指すと決意表明しました。ポイントはしぼられて来ました。第一は、罰則規定です。実効性を担保できるか問われています。第二は第三者機関設置です。被害者申し立てに対し、救済までを含むべきです。第三は公の施設使用許可に関するガイドラインの迷惑要件の廃止です。3月11日の文教委員会で審議が始まります。

© 2018 飯塚正良ホットライン