10月16日(水)<ちょっといい話>

9月中旬、私の所に封書が届いた。
依頼人は、川崎市の図書館で児童図書「海の樹」を市内図書館及び小学校、中学校の図書館に所蔵を要望している。早速、市教育委員会前田明信生涯学習部長に相談する。先日、大島直樹生涯学習推進課長が来訪し、検討した結果採用することになった。図書館に連絡したとのこと。依頼人の喜ぶ笑顔が目に浮かぶ。

(手紙より抜粋)

拝啓

新秋の候 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
先日、都内の書店で「海の樹」という児童書とめぐり逢いました。
「海が広がる岬の町に…」と始まるこの本は、忙しく働く家族に満足しながらも、寂しさを抱えた女の子、サファイアの成長の物語です。起承転結がおもしろく、又心温まるファンタジー作品でした。
私は、川崎市の南部、北部共に暮らして参りました。子どもの頃も、そして現在も大人は忙しくしています。サファイアに共感したり、なぐさめられたりする子どもは少なくないと思いました。どうか、この「海の樹」を川崎市の図書館、小学校、中学校の図書室に所蔵して頂けませんでしょうか?
私は、どんな新しい時代になろうと、子供時代は本の中、本を通してめぐり逢うべき世界があると信じています。
この作品はきっと、手に取った子供達のビタミンになると思います。

令元年9月吉日

H・J

謹白

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