6月6日(土)<哀悼 横田滋様>

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父滋さんが5日老衰で川崎市内の病院で亡くなられた。慎んでお悔やみ申し上げます。
5月29日、奥様早紀江様よりご連絡があり、主人は入院中で少しずつ弱っており、家族で見舞う様にしているとのこと。6月11日の私どもの異業種交流会の最終例会には欠席する旨が記されていた。
まさかこんなに早く訃報が届くとは思わなかった。横田ご夫妻を御紹介していただいたのは城島光力前財務大臣。2012年、先程の私が加入している異業種交流会YGC(四ツ葉グローバルクラブ)として拉致被害者を支援すべく例会に御招待したことがきかっけとなる。以来会員の義務としてブルーリボンを着用すること。最終例会には御夫妻からスピーチを兼ねて近況報告をうかがうことにしている。
2014年6月、川崎市議会は国連に対し、拉致被害者の救出に関する決議を採択し、スイスジュネーブの国連人権高等弁務官事務所に提出した。
当時市議会副議長を務めていた私と浅野議長を横田ご夫妻が訪問され、高等弁務官宛の親書を託される。その時めぐみさんが大好きだったアサガオをプレゼントしたが、その後会うたびに今年もきれいに咲いたという報告をきくのが楽しみだった。
残念ながら、この5年程大きな動きもなく、アメリカトランプ大統領と北朝鮮金正恩委員長とのトップ会談が開催されるなど拉致問題の解決が期待されたが、打開の道は閉ざされたままである。
横田滋さんにとってもくやしかったにちがいない。一日も早い解決に向けて頑張ります。

© 2018 飯塚正良ホットライン