7月10日(金)<昭和電工で伝十郎桃の収穫を祝う>

午前10時から川崎区扇町の昭和電工川崎事業所で、2年前に苗木で植樹された伝十郎桃の収穫を祝った。
これまでの伝十郎桃と昭和電工川崎事業所との関わりについてふれておく。
平成25年(2013年)台木の花桃に伝十郎桃の穂木を接木した。毎年花は咲くが実をつけないという苦情が寄せられた。
“二ケ領用水中原桃の会”(当時会長東正則市議)のご好意で伝十郎桃の苗木をいただき、平成28年(2016年)植樹する。翌年見事に結実し収穫を迎えることになった。ところが平成29年台風で苗木が流され、再起不能となる。そこで再度桃の会にお願いして平成30年11月(2018年)伝十郎桃の植樹を行う。
そして昨年、今年と豊かに実をつける。
さて今年の結実状況を昭和電工総務担当博田豪さんに聞く。6月には12個が実を結ぶ。しっかり施肥もやったという。市内園芸用品店で桃の保護袋を購入し袋掛けをして実を守ってきた。たまたま7月に入ってコロナ関係のリモート勤務と梅雨前線の停滞による長雨により出勤すると9個が落果している。1個は猫に食べられた。残った2個がいつになく立派である。そこで収穫を祝うことになった。
プレゼントしていただいた2個を私の事務所スタッフで食味をさせていただいた。
小ぶりの方はちょっと固く、しかし甘味はある。一方のふくよかに育った桃は袋掛けをはずした瞬間に桃の甘さがただよう。豊潤な甘さと香り、商品価値の高いものといえる。ここまで育てていただいた昭和電工川崎事業所のスタッフそして苗木をいただいた二ケ領用水中原桃の会の皆さんに感謝多謝!

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