10月29日(木)<第49回川崎市文化賞・社会功労賞・スポーツ賞・アゼリア輝賞贈呈式行われる>
午前2時半から中原区にある川崎市国際交流センターで第49回川崎市文化賞ほか3賞の贈呈式が行われた。
川崎市の最高の文化活動に対する栄誉である。福田市長の挨拶を聞いて驚いた。何と第1回昭和47年川崎市文化賞受賞者(一般文化)は将棋名人中原誠氏だった。今回アゼリア輝賞が若手将棋棋士本田奎さんが受賞した。中原名人のようになってもらいたいという選考委員の想いか!
今回は、長年多文化共生を目指して取り組みを進めてきた大先輩斐重度(ペエ チュンド)氏が川崎市社会功労賞を受賞した。先日授賞式に同席してもらいたいという電話があり、喜んで出席をさせていただいた。これまで神奈川県文化賞も受賞しており、遅きにししたともいえる。受賞理由は、差別や偏見のないまちづくりに取り組んできた。特に川崎市外国人市民代表者会議の設置や、川崎市多文化共生社会推進指針の策定に尽力したと記されている。市が取り組んだヘイトスピーチ禁止条例(差別のない人権のまちづくり条例)は実効性を持った今回初の条例となった。残念ながら運用面でインターネット上のヘイトスピーチに対する削除について問題が指摘されている。より良い方向を目指してもらいたい。
そして「高齢者の星」、全国古希軟式野球大会で2度全国優勝を果たした川崎ブルーソックスが川崎市スポーツ賞を受賞した。
受賞理由はチームの合言葉「グランドでピンピンコロリ」と言うから、今日の課題である、高齢者の健康づくりと生涯スポーツの真髄をつかんでいる。来年も全国大会出場が決まっている。ぜひ3度目の全国大会優勝を期待したい。
<受賞に対して韓国富川市から祝賀のメッセージ>
韓国富川市から斐重度青丘社理事長の受章に対して、富川市長及び富川・川崎市民交流会から祝賀のメッセージが寄せられた。
国際的にも斐理事長の受章は評価をいただいた証左である。