11月8日(日)<川崎市総合防災訓練を視察>

川崎市が主催する「川崎市総合防災訓練」を議会総務委員会が所管事務の調査として現地視察を行った。
午前8時30分、市庁舎を出発した市議会総務委員会バスは、最初の視察地である平間配水所に到着する。
ここでは、川崎市、神奈川県警、自衛隊による震度7を想定した地震被害に対する救出救助訓練を視察する。土砂災害により倒壊している建物や車両の捜索・救出に向けた3機関による初動行動を視察する。消防局ドローンが被災現場で活躍する実態に目を見張る
午前10時、等々力球場に移動し、救護物資輸送訓練の視察を行う。
新装なった等々力球場の3塁側スタンド地下にある屋内練習場が物資輸送の受け入れ場所となる。11月3日は毎日杯川崎選手権大会で球場を上から眺めたがスタンドの下部構造にはなかなか奥深いものがある。
午前10時45分最後の視察先である宮内中学校に移動し、避難所設営状況を最初の立ち上がりから誘導の全行程を視察する。
ペットの避難所がこのスペースで十分かという問題が指摘されたが、根本的には宮内中で何人を受け入れが可能かが問題となろう。
学校規模800名で昨年の台風被害のとき300人をこえて受け入れた実績がある。
しかしコロナ対策を踏まえればせいぜい半分150人から200人程度となれば、そもそも避難所の在り方が問われている。

 

 

 

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