4月20日(火)<川崎区在住画家・書道家 王治洪(ワンジーホン)展始まる>
川崎区に在住する画家・書道家王治洪(ワンジーホン)氏がJR上野駅前の上野の森美術館で「浮生若夢-王治洪展」を今日から26日まで開催している。一昨年知り合いの紹介でアトリエを兼ねた御自宅を伺った折、今度展覧会を開催する時は招待すると言われ、参加することとなった。
今日の日中関係は厳しい。こういう時だからこそ中国の悠久の歴史の伝承者である王治洪氏の絵画を多くの日本人に見てもらいたいと思う。
午後2時半から会場でテープカットが行われたが先だって挨拶があった。一昨年産経新聞社主催「国際書道コンクール」で秀作賞を受賞した縁で、産経新聞社事業本部長伊藤富博氏、その他に元参議院浜田和幸氏、日展会員画家伊藤正次氏などから心温まる挨拶がつづいた。王画伯の日頃の交流の広さがうかがわれる。
今回展覧会に供された作品は約100点、どれをとっても力作ぞろいである。
動物のしぐさを時に雄々しく、時にのんびり、りんごを前にして分け方を話し合う猿の親子の表情には親子の愛情が伝わってくる。河豚の水彩画はまるで飛び出してくるような迫力がある。