8月26日<「川崎市子供を虐待から守る条例」に基づく年次報告>
本日川崎市子ども未来局より「川崎市子供虐待から守る条例」に基づく年次報告が市議会に対して行われた。
10年前本条例は議員提案によりつくられた。
本条例が施行された後にも虐待事件は後を絶たず、6年前に発生した中1男子生徒暴行事件は諸方面に問題を投げかけ、支える側の無力さを知らされた。
児童虐待相談・通知の状況について
市全体の相談件数は5,557件対前年比23.3%の増。種別では心理的虐待が51.8%。主たる虐待者別では実母57.6%となっている。
過去5年間の受付件数
これまでの取り組みから今後の方向性
平成30年に策定した「かわさき子ども・若者の未来応援プラン」は4年間の取り組みを令和3年度をもって終了する。
今年度はこれまでのプランの評価を行い、改めて7つの方向性を設定した。地域での子育て支援の充実
- 虐待の発生予防策の推進
- 早期発見・早期対応の充実
- 専門的支援の充実
- 人材育成の推進
- 社会的用語・自立支援の充実
- 地域広域連携の強化