7月9日(月 )<山川宗徹からメールの便り No.3>
『伊豆味の桜ですが、現在注目を集めているのは久米の桜です。伊豆味の有志達が大変価値の高い久米島の固有種の久米の桜の穂木を導入して接ぎ木して増やし続け、いまや伊豆味を代表するサクラになり、伊豆味の山々を飾って観光客を楽しませています。沖縄戦の最中、私は6歳でしたが一時期家族で伊豆味に避難したことがあります。伊豆味は山々に囲まれていますので果物栽培には非常に適したところで、ミカンの里です。琉球王府時代からリュウキュウアイの栽培が盛んで現在も藍だまつくりがさかんです。沖縄の染め物にはなくてはならないのがリュウキュウアイです。最近、私の友人が土に埋もれていた戦前の藍壺をいくつも堀だして、藍玉つくりに情熱を傾けていますので県や本部町当局を通じて文化庁などへの働けかけをして、後継者育成など国の補助が永続するよう協力しているところです。
上原兄弟とは上原康助とその弟たちの事かと思いますが、康助さんとはいろいろな思い出があり、最後の選挙の際は私が理事長をしたいました東村の沖縄産業開発青年協会《開発青年隊)にお見えになり応援を頼まれたことがあります。彼も伊豆味の出身で苦労人でした。沖縄最初の大臣になりましたので幼少から北山高校までの清貧の時代、全軍労委員長時代の闘争時代の苦労も報われたのではないでしょうか。懐かしい思い出です。那覇市の市会議員から川崎評論の好評がきました。コピーを知念覚副市長へ届けるようです。那覇市の主管課へは一般質問の質疑をメールで伝えました。今後ともよろしくお願いいたします。』