7月13日(金)<朝日新聞箱田論説委員に聞く>
朝日新聞箱田哲也さんの話を聞く機会を得た。解りやすく、しかも理にかなったスピーチには大いにうなずかされた。
箱田さんはソウル支局勤務が長く、朝鮮情勢の分析は天下一品である。そこで現下の情勢について話す。
米朝会談の一番の目的、北朝鮮の非核化は時間の問題はあれど必ず実現する。そこで拉致問題はどうなるかといえば、難しくなるのではないかと指摘する。
もっとも共感できたのは第1に、小渕・金大中日韓パートナーシップ宣言から20周年を経過し、日韓往来は1千万人を突破した。ワールドサッカーの共同開催など日韓関係は好転しているという認識。
第2に北朝鮮を交えた平和な東アジアを目指すこと。そのためにはお互いが誠実な約束の履行が必要である。
改めて東アジアの安定を考えされられる一歩となった。