7月17日(火)<藤崎小学校に116年にして、伝十郎桃がたわわに実る>
ー藤崎小「伝十郎桃収穫祭」ー
6年生代表4名が収穫する。約20個の伝十郎桃、熟れて美味しそうな実もある。竹籠に入れて、6年生126名の児童が待っている特別活動室に向かう。そこで私の講話となる。
まず、明治29年農林大臣から「伝十郎桃」を開発した吉澤寅之助翁に贈られた「農林大臣賞」と桃の里と呼ばれた大島村、「伝十郎桃」の由来について話す。そして、明治から大正にかけて、大島村に深川からセメント工場が移転して、桃畑が次第になくなった。ところが、その種は福島に渡る。今日の福島白桃の原種である。皆さんに良く聞いていただけた。