536号甦えれ川崎<佐藤惣之助の詩歌碑「宵夏」が首里城公園に甦える!>

甦れ川崎

―川崎と沖縄の心を一つに―

3年前惣之助の詩歌碑を首里城公園に戻したいという願いが寄せられました。
昭和34年に川崎市民の浄財でつくられましたが、首里城の復元工事に伴い、20年前遠方の虎瀬公園に移転を余儀なくされました。
川崎市観光協会・川崎沖縄県人会からの依頼に基づいて川崎市議会60名前議員が署名して、那覇市長及び市議会議長に対し、元の首里城公園に惣之助の詩歌碑を戻すよう要請しました。これを機に移転の機運が高まり、昨年10月4日那覇市議会で全会一致で首里城公園への移転が決議されました。
<川崎の修学旅行先に惣之助の詩歌碑を!>
この詩歌碑は、川崎が生んだ人間国宝陶工濱田庄司が陶板で焼き上げたものです。
首里城には年間270万人の観光客が訪れ、そのうち修学旅行生は半分近くを占めています。ぜひ修学旅行生とりわけ川崎からの修学旅行生に見てもらいたいと思い、この間渡辺直美教育長、松原成文議長には陳情してきました。首里城公園に移転した暁には修学旅行の人気コースとなるでしょう。
<惣之助に光を当てた古江亮仁氏の再評価を>
惣之助の詩歌碑の移転運動は新たな段階に入りました。惣之助が川崎と沖縄をつなぐ絆であったことにいち早く光を当てた古江亮仁氏の再評価が始まりました。
来年の川崎市民劇は「民家国物語」がテーマになる予定と伺っています。その主人公が古江亮仁初代民家国団長です。古江氏の業績は川崎沖縄芸能研究会を川崎市の公認団体として認めさせたことでもあります。
今こそ川崎と沖縄が心を一つに、惣之助の歩んだ道をたどってまいりましょう!
川崎市議会の60年が川崎と沖縄の心を結んできたように

【講演会
「佐藤惣之助の詩歌碑がたどる川崎と沖縄の絆」(仮題)

 日 時:10月28日 午後1時~5時
 場 所:川崎市労連会館5階会議室
 参加費:千円(お茶代含む)

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