甦えれ川崎544号 川崎駅前ルフロンに水族館

来年夏までにオープン、1Fには「ライフ」
JR川崎東口の大規模商業施設として長い間、川崎市民に親しまれてきた「川崎ルフロン」の主力テナント「丸井」が、本年春をもって閉店となりました。
現在大規模改修を行っていますが、このほど同店の9,10階に水族館が開設されることが予定されるています。年間100万人の集客を想定しており、JR東口活性化の起爆剤となることが期待されています。
今日の「甦えれ川崎」はルフロン改装を特集しました。
<これまでの経過>
川崎ルフロンの規模は地下2階地上10階建てで、店舗面積は約4万2500㎡。主力テナントだった「丸井」が今春撤退したため、同施設を所有する「三菱商事・ユービーエス・リアルティ」が大規模改修を行いテナントの誘致に取り掛かっていました。
<水族館のオープン>
水族館は9,10階に予定しています。水族館運営を主とする民間企業を誘致し、定期賃貸契約を結ぶとのこと。
日経新聞の調査によると近年水族館は民間企業が運営することでユニークな展示を実現し、大きな集客力を持つ例が多く、海に面していない内陸の都市型水族館も増えています。2005年に開業したアクアパーク品川(東京・港)の年間入場者数は174万人、12年開業のすみだ水族館(東京・墨田)は143万人に達している。
そこでルフロン水族館は100万人を見込んでいます。
<全体の計画と今後>
上層階は、水族館以外にもアミューズメント施設などの割合を高め、魅力の向上に努めます。1階には同駅東口最大級のスーパー「ライフ」を誘致するほか、集客力の高い家具、アウトドア、スポーツなどの大型店を中心に誘致します。
来年夏ごろに下層階から順次オープンさせ、水族館の開設で大改装が完了します。総投資額は約51億円の見通し。13年に同ファンドが同施設を取得した際の年間来客数720万人を、873万人に増やす計画です。