甦えれ川崎566号<川崎区役所 田島・大師支所庁舎建て替え基本計画提案へ>

5月31日、市議会文教常任委員会に川崎市は川崎区役所 支所の機能や体制に関する基本方針案を作成するための考え方を公表しました。この中では、複雑でわかりにくい窓口体制を解消することや大師、田島支所の建て替えについて言及しています。
今日の「甦えれ川崎」は川崎区役所と支所の建て替え基本計画について特集しました。
<市「窓口体制整備とともに」>
市は区役所や支所などのサービス向上と、より身近な場にするため、昨年3月に「区役所と支所・出張所等の機能再編実施方針改訂版」を策定しました。
こうした中、川崎区では生活保護受給者や疾病、傷害をはじめとした複合的な課題がある家庭も多いことから、より機動的な対応が求められています。また、区民が行う手続きが区役所と支所両方であったり、支所だけであったりと、複雑で分かりにくいことが指摘され、解消が課題に挙げられています。
さらに、庁舎の老朽化対策として、大師、田島両支所の建て替えについても初めて言及しました。市が昨年度に実施した基礎調査によると、両支所とも地区44年が経過し、劣化が進行していることが指摘されています。市は機能・体制の検討や基礎調査の結果を踏まえ、建て替えも含めた支所庁舎の整備について検討したい考えです。
今回市が示した考え方は、今月から区内町内会に説明を行い、11月に基本方針案を提示します。パブリックコメントを経て、来年3月に方針を策定し、来年度から取り組みを進めていきます。
<今後のスケジュール>
・令和元(2019)年6月以降
町内会等関係団体へ説明
・令和元(2019)年11月
「(仮称)川崎区役所及び支所の機能・体制等に関する基本方針(案)」の公表
・令和元(2019)年11~12月
パブリックコメント実施、地域説明会の開催
・令和2(2020)年3月
「(仮称)川崎区役所及び支所の機能・体制等に関する基本方針」の策定
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