甦えれ川崎574号<太田道灌を大河ドラマに>

甦れ川崎

署名運動、オール川崎で

幸区にゆかりのある戦国武将、太田道灌をNHK大河ドラマに、という運動が広がりを見せています。8月21日にはNHKに約21万筆の署名をもって要請行動も行われました。川崎市では市観光協会、商議所、市商連川崎地域連合が運動に加わり署名活動を展開しています。
今日の「甦えれ川崎」は川崎ゆかりの太田道灌をNHK大河ドラマに取り上げてもらえるよう要望しようという運動を特集しました。

太田道灌(1432〜86)は室町時代後期の武将で江戸城を築城したことで知られています。室町幕府の命を受け、加瀬山に城を築こうとしましたが、この地でサギに兜を持ちさられる「不吉な夢を見た」ことで築城を断念。その後江戸に城を建てたと言われています。「夢見ヶ崎」の地名は道灌のこの夢が由来とされています。
太田道灌を大河ドラマにという運動は、道灌終焉の地、伊勢原市で2014年に市民運動として始まりました。同市は「伊勢原観光道灌まつり」を行うなど、市をあげて道灌を盛りあげています。運動は徐々に道灌ゆかりの自治体に広がり、道灌生誕の地・埼玉県越生町をはじめ、江戸城築城の際に石が切り出された東伊豆町など賛同自治体は25に及びます。署名は47都道府県から集まっています。
川崎市では深瀬武三川崎市商店街連合会会長が2012年当時、日吉商店街連合会会長として「日吉まつり〜道灌祭〜」を縁に伊勢原市商店会連合会と連携し、以来交流を図ってきました。今年、市商連会長に就任したことを機に川崎市観光協会(斎藤文夫会長)、川崎商工会議所(山田長満会頭)にも呼びかけ、オール川崎としての動きに発展させました。
<NHKに要望書>
太田道灌をNHK大河ドラマに!推進実行委員会(三上利栄実行委員長)は8月21日、NHK制作局に署名21万6856筆とあわせ、大河ドラマ実現にむけた要望書を提出しました。
川崎市からは深瀬武三市商連会長、青木茂夫川崎市観光協会専務理事、相沢弘茂川崎商工会議所部長の3人が出席しました。
ほかには太田道灌の子孫の太田資暁(すけあき)氏、 高山松太郎伊勢原市長ら27人が訪れました。
要望活動は今年で4回目。出席者によると、NHK制作局長は年々増える署名の数や賛同自治体の広がりに敬服し、熱意には頭が下がるとしながらも、要望に対しては検討中と述べるにとどまったといいます。
実行委員会は今後、署名を30万筆まで伸ばしていく意向です。
深瀬会長は「ドラマ化が実現すれば川崎の大きな宝となる。これまで以上に、夢見ヶ崎動物園祭りや商店街のイベント、区民祭などでの署名活動に力を入れる」と意気込んでいます。観光協会の斎藤会長は「砂子の里の名称も道灌の詠んだ歌に立脚する。世が世なら川崎が日本の中心だったかも知れない」と語り、観光協会としても運動に力を入れていく意を示しました。
<地域連合にも要請>
9月3日、地域連合を本署名の発起人である川崎市商店街連合会 深瀬武三会長が訪問しました。飯塚正良市会議員の紹介で深瀬会長はこれまでの取り組みの経過・そしてあと10万筆を10月いっぱいで集めたいと述べました。
オール川崎で取り組む意義は大きいと思います。

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