甦えれ川崎582号<台風15・19号被害について対策を質問> 

甦れ川崎

 市議会代表質疑補正予算

第5回川崎市議会定例会が11月25日開会しました。福田市長から「差別のない人権尊重のまちづくり条例案」をはじめ、台風15・19号の被害への対策などを盛り込んだ補正予算案が提案されました。市議会みらい市議団を代表して堀添健副団長が補正予算案について代表質疑を行いました。
今日の「甦えれ川崎」は補正予算案について特集しました。

<市民ミュージアムについて>
 収蔵品の損害額は約42億円、主な収蔵品は何なのか、市民ミュージアムしか保存していない作品、そして今後の対策について質問しました。
市長は収蔵品レスキューについては多くの団体から支援の申し出が寄せられている。被害状況については搬出作業の中で確認し適宜明らかにすると答えました。
市民文化局長は、県・市指定の文化財や当館にしかないフィルムや写真、著名な作家による作品が被災しました。今後の対策は指定管理者とマニュアルの検証や改定を行っていくと答えました。

<とどろきアリーナについて>
 台風19号によってメインアリーナの床面が約1センチ浸水した結果、床板が反り返り使用できない状況となっています。損害額約2億円、土のうによる事前対策があれば防げた可能性もあります。今後の対策も併せて質しました。
市民文化課翌朝は、指定管理者との事前協議で雨漏り防止や排水溝の点検について確認、土のうによる対策は行っておりませんでした。今後の対応として指定管理者が備えている「有事対応ハンドブック」の早急な改定と実践的な水害対策の訓練を実施すると答えました。

<多摩川河川敷について>
 多摩川河川敷の復旧工事については土砂の処分グランド補修など5億4千万円余りが計上されており、約10㎞のマラソンコースや野球場・サッカー場など市民利用施設が被災しています。
そこで優先順位を立てて、競技団体の意見を聴きながら対応すべきと質しました。
建設緑政局長は、優先順位はマラソンコースの土砂撤去によって工事車両の通行確保を目指しています。各施設の利用団体とは協議を行いながら市民利用の多い施設から復旧したいと考えていると答えました。
早急な復旧が望まれています。

<羽田連絡道路整備事業費について>
 今回の台風15.19号の影響により、多摩川河口部に土砂がたまり羽田連絡道路工事用台船が通過できなくなり、浚渫(しゅんせつ)のための工事概要と竣工時期を質しました。合わせて工事費用特に本市負担分、そして計画変更による交通機関への影響について質しました。
建設緑政局長は、土砂の総量は13万㎥の浚渫を行うために282億円を計上、そのうち本市負担分は約62億円を見込んでいる。羽田連絡道路は殿町と羽田空港を結ぶネットワークとして拠点間の交流に寄与すると答えました。

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