甦えれ川崎585号<首里城復興支援、佐藤惣之助詩歌碑移転、野球場改修、大島劇場文化財認定、島根県益田市との友好連携について質問する

飯塚正良市議会一般質問 12月13日
川崎市議会定例会は12日の本会議でヘイトスピーチを根絶する「差別のない人権尊重のまちづくり条例」の採決が行われ、総員起立で可決成立しました。
13日から一般質問が始まり、飯塚議員も首里城復興支援など5項目のテーマについて福田市長をはじめ担当局長に質問しました。
今日の「甦えれ川崎」は市議会定例会一般質問を特集しました。
<首里城復興支援>
10月31日の世界文化遺産首里城消失を受けて復興支援に向けた募金活動が始まりました。山崎議長も加わって川崎沖縄県人会の募金箱には4日間で116万円が集まりました。川崎市も市内11か所に募金箱を設置しました。福田市長は那覇市へのメッセージとして友好都市としてお見舞いを申し上げ、息の長い支援を続けていきたいと答えました。
<佐藤惣之助詩歌碑移転について>
いよいよ佐藤惣之助詩歌碑移転に向けた取り組みが始まりました。現状を質問しました。11月13日には設計委託契約を締結し、令和2年度の移設工事実施に向けとりくみが進んでいるとの答弁がありました。
<池上新田球場などの改修要望>
池上新田球場はダッグアウトの位置がグランド内にあるためファウルボールが入りやすい、ウォーミングアップの間隔が取りづらいなどの問題が指摘されています。改善を要望しました。
大師球場は2年後の「ねんりんピック」野球会場となることが決まりました。全国からアスリートがやって来ます。恥ずかしくない球場にするためにレフト側フェンスを現在の2倍の高さ、そしてダッグアウトの椅子の整備を要望しました。
<大島劇場の文化財認定について>
地元では70年に亘って愛されてきた大島劇場を文化財に指定してもらいたいという声が上がっています。そこで教育次長に質問しました。
「川崎市地域文化財顕彰制度」の活用により文化財としての価値や地域の魅力向上につながっていきます。この制度は補助金など金銭的な助成はありませんが、専門家の助言をうけることができると教育次長は答えました。まちづくり局長に耐震診断など安全安心な大島劇場となるよう要望しました。
<島根県益田市との交流について>
6月26日川崎商工会議所と益田商工会議所は友好商工会議所協定を締結しました。今後中小企業同士の活発な交流が期待されます。現在いろいろな分野で交流が始まっています。
修学旅行も今年は2校に増え、島根県の空港振興策の支援をうけ、空港・利用と観光バス利用には補助が出るようになったそうです。
さらにホースセラピーを行っている益田市にある医療法人から馬具の改良を本市マイスター集団に依頼がありました。今後経済労働局が仲介役を果たしてくれると期待しています。