甦えれ川崎591号<立憲民主党神奈川連合 2月10日国会>

「川崎市ふれあい館」への脅迫に対して法相・国家公安委員長に捜査徹底を要請
2月10日、立憲民主党神奈川県連合阿部知子代表は国会で、法務大臣と国家公安委員長に対して、この間2度にわたって行われた「川崎市ふれあい館」への在日コリアン虐殺年賀状、そして同施設への爆0予告といった差別的ヘイトクライムの徹底した捜査を要請しました。
今日の「甦えれ川崎」は法相・国家公安委員長への要望行動について特集しました。
<はじめに>
2月2日立憲民主党神奈川県連合は「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」の学習会を開催しました。席上この間「川崎市ふれあい館」に対する脅迫行為・同施設の爆破予告に対して、法務大臣と国家公安委員長に要請行動を行うことを確認しました。
このことをうけて、阿部知子代表、そして学習会主催者である早稲田ゆき県民運動委員長、市川よし子同副委員長、飯塚正良川崎市議会議員が出席しました。
<法務省人権擁護局長とのやり取り>
相次ぐ脅迫は卑劣なヘイトクライムにほかならず、昨年12月に成立した「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」への挑戦であると非難、捜査の徹底とヘイトスピーチ解消法に実効性を持たせるため刑事罰を盛り込むよう求めました。
菊地浩人法務省人権擁護局長は「脅迫文にある『抹殺しよう』は恐怖、絶望感を抱かせる典型的なヘイトスピーチ。決してあってはならない」と明言。そして「法改正については、表現の自由から慎重に考えるべき」とこれまでの考え方を述べました。
飯塚市議会議員から川崎市は2月7日被害届を提出しました。ぜひ徹底した捜査をお願いしたいと述べました。
<警察庁国会連絡室長とのやり取り>
警察庁の中島正弘国会連絡室長に飯塚正良市議は同施設の利用者は激減しており、利用者の安全を考えて地元町会ではパトロールしていると伺っています。ぜひ徹底した警備を含めて保護をお願いしたいと要請。市川よし子県議も容疑者の特定が類似の事件の抑止につながると指摘しました。
2月17日には川崎市議会本会議が始まります。今回のやり取りを踏まえて市長にもしっかり伝えたいと思います。