528号 詩人佐藤惣之助、古江亮仁氏の再評価、水道料金改定、町名変更手続きについて質問(2018年6月28日号)

甦れ川崎

6月26日一般質問で、飯塚正良議員(みらい市議団)が詩人佐藤惣之助、古江亮仁氏の再評価や、水道料金改定、町名変更手続きなどを中心に質問しました。
今日の「甦えれ川崎」は飯塚正良議員の一般質問について特集しました。

<詩人佐藤惣之助・古江亮仁氏の再評価>
川崎生まれの詩人佐藤惣之助が、余り川崎では知られていません。昨今惣之助が果たした業績が見直されようとしています。市民文化局長に再評価を質しました。
惣之助は大正11年、沖縄本島や慶良間諸島などを旅して詠んだ「琉球諸島風物詩集」は高い評価をうけ、昭和34年に琉球大構内に建立された惣之助の詩歌碑に刻まれた「宵(よい)夏(なつ)」は沖縄県民の愛唱歌になっています。
来年第7回川崎郷土・市民劇の主人公が古江亮仁氏に決まりました。古江氏の評価を教育長に質しました。教育長は答弁の中で、古江氏は初代の日本民家園長として、本市の文化財行政の中心を担ってこられました。また沖縄芸能が本市において伝えられてきた歴史的意義に着目、無形文化財としての指定に奔走されました。平成5年度の川崎市文化賞を贈呈されるなど、その功績が讃えられています。

<水道料金改定>
横浜市では、2020年以降に人口が減少し、老朽化した水道施設の更新需要の増大によって水道料金収入が減少傾向にあることから料金改定審議会を設置しました。
本市としては、2030年までは人口が増え続けるものの、管路の更新事業費の増加、消費水量の減少などを考えると、経営体質の強化が求められています。料金改定は考えていないのか質しました。
上下水道事業管理者からは今の段階では平成33年度までは改定を考えていないが、料金制度のあり方を検討したいとういう答弁でした。
次に昨今単身世帯の増加により少量利用者が増えています。基本水量について見直しを求めました。水需要の動向を踏まえ、必要に応じて見直しについて検討したいと答えました。

<町名変更について>
町名変更の手続きに関する事務取扱について要綱が施行されました。
手続きフローでは「町名変更の求め」を起してから最終の「町名変更の施行」までどの程度を想定しているか質しました。
市民文化局長はおおよそ半年と答えました。「境町(さかいちょう)」から発したこの問題は市内の同様な問題を抱えた町名変更の動きに発展する可能性があります。どう他の町会に周知していくか質しました。
6月5日に開催された川崎市全町内会連合会総会の場で報告したそうです。今後町名変更の申し出があれば、直接説明したいと答えました。
町名変更後のとりくみとしては住居表示に伴なう町名変更、庁内外関係部署への通知、そして信号機に表示されている地点名標識について変更すると答えました。境町の想いが実現します。

 

 

 

 

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